人気YouTuberエミリン、卵子凍結「全てお見せします」 ネット感心「とても参考になる動画」

チャンネル登録者178万人超の人気YouTuber「エミリン」こと大松絵美さん(30)が2024年5月14日、卵子凍結を行ったことを動画で報告した。

費用は手術代25万円~30万円+卵子1個凍結に1万円

エミリンさんは「妊娠や出産について真剣に考えた結果、卵子凍結をすることにしたので全てお見せします」と題した動画を投した。

エミリンさんは30歳を迎え、人生についてよく考えるようになったという。「これから先の年齢のこととかも考えると、そろそろこれくらいの時期にやっておいた方がいいんじゃないかなって思った」とし、レディースクリニックの受診を決意。卵子凍結に挑戦すると決めた。

「みなさん色んな考え方があると思うんですけれども、やっぱり、将来子ども欲しいって今の段階で思っているので、(卵子を)取るか取らないか考えた時に取っておいた方がいいんじゃないかなっていう。今もお相手いないし今の自分の状況から見ても卵さんを取っておくべきなのでは?という考えから今回は挑戦します」

「結構ドキドキしてます」

と話し、レディースクリニックへ。動画に登場した医師の説明によると、28歳~34歳の間だと卵子10個で80%弱の人が少なくとも1人の妊娠・出産が期待でき、20個あれば9割の確率で1人子どもを授かることできる。エミリンさんは「20個が目標です」と意気込んだ。

手術費用については、手術自体に25万円~30万円ほどかかり、さらに卵子1個凍結するのに1万円かかるという。エミリンさんが目標とする20個の卵子を凍結する場合は、総額50万円ほどかかる見込みとした。

2回目の受診後、4日間連続で、朝晩の服薬をはじめ「卵子を育てるための注射」をお腹に自分で打ち始めたとする。

卵子の状態を確認するために頻繁に病院を受診する必要があるといい、スケジュールの合間を縫っての通院を採卵手術まで続けたと明かした。

「すごいしんどかった、辛かったというのはあまり感じなかった」

採卵手術当日は、麻酔をかけ手術される様子などを撮影。手術は15分ほどで終了した。採卵中のことは覚えておらず、痛みは全く感じなかったという。終了後に、お腹に緩い生理痛ほどの痛みを感じたが、2、3日後には完全に治まったと振り返った。

採卵できた卵子の数は15個で、凍結に至った卵子は9個だと術後の診察で明かされた。

エミリンさんは卵子を凍結する様子も赤裸々に撮影し、公開した。

エミリンさんは動画の最後で「正直これは色んな考え方があると思うし、何が正解とかこうするべきだとかを伝えたいわけではなく、卵子凍結をするっていう選択肢を取ることも1つ素敵なことだよねみたいな感覚で見てもらえたらいいなと思ってます」と話した。

「30歳前後だと人生とか自分のキャリアとか『どう生きたいか』みたいなのをすごい考えるときだと思うので、そういうときに、選択肢は多ければ多い方が良いと思ので今後考えてみてもらえたらいいなと思います」

「総合的に評価して今回卵子凍結をしてよかったっていう気持ちが強いのともっともっと大変だと思っていたので、もちろんスケジュールとかは大変だったんですけれど、全然我慢できる範囲内というか、すごいしんどかった、辛かったというのはあまり感じなかったのでそこはいいなと思いました」

と振り返った。

動画に対しては次のようなコメントが寄せられている。

「今のうちからやれることやって、それを若い人たちに発信するエミリンすごいと思います」
「自分もえみりんと同世代だからめちゃくちゃためになる」
「卵子凍結を考えている人にはとても参考になる動画だと思うしエミリンの決断に感謝したい」
「こんなデリケートなことを動画にしてくれるエミリンって視聴者のことをほんとに想ってくれてるっていうのが伝わる素敵」
「エミリン発信してくれてありがとう」

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