「リニア工事が原因の可能性高い」JR東海社長が明言 井戸やため池の水位低下で見解

テレビ愛知

岐阜県瑞浪市で行われているリニア中央新幹線のトンネル掘削工事。周辺の井戸やため池の水位が低下している問題について、JR東海の丹羽社長が、見解を述べました。

JR東海 丹羽俊介社長:
「周辺では地下水に関する工事をしていないことから、リニアの工事が原因の可能性が高い」

JR東海によりますと、岐阜県瑞浪市の掘削工事では、2024年2月中旬からトンネル内で水の流出が続いていて、現在は毎秒20リットルが流れ出ているということです。

対策として、現地では水位を観測するための新たな井戸を掘る作業が進められているほか、準備ができ次第、薬液を注入して流水を止める措置をとるとしています。

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