電子ピアノ「Privia」最上位モデルをCASIOが寄贈 空港にストリートピアノ

音楽で心を豊かにして欲しいと、楽器などのサウンド事業も手掛けるカシオ計算機から鳥取県に電子ピアノが寄贈されました。その場所とは、人々が行き交うこんな場所です。

電子ピアノとバイオリンの音色が響いたこの場所、コンサートホールではありません。ここは鳥取の空の玄関口、鳥取砂丘コナン空港。

カシオ計算機の鳥取県との縁は、この空港で去年開かれた演奏会「100万人のクラシックライブ」に電子ピアノPriviaを貸し出したのが始まりで、今年も演奏会が開かれるのを前に一気に話が進みました。

カシオ計算機 牛山和人さん
「今回のライブに合わせてもう一度お貸し出しさせて頂けるというのに合わせ、継続的に鳥取砂丘コナン空港でピアノを弾いて頂いたり、ミュージックタペストリーを楽しんで頂きたいということで、『寄贈』という形になりました」

空港に贈られたのはカシオの電子ピアノPriviaの中でも最上位モデル。
見た目はモダンなデザインですが、鍵盤にグランドピアノと同じ木材が使われ、キータッチの強弱に応じて表現力豊かに演奏ができます。

今年の演奏会の前の贈呈式で平井知事に目録が手渡されました。

鳥取県 平井伸治 知事
「このピアノ、カシオだけに貸し置かれるのかと思いましたが、頂けるということでございまして」

みんなが楽しみにしていた演奏会。Priviaを使ってプロの演奏家がおなじみの曲やクラシックを披露しました。

電子ピアノ寄贈に合わせてカシオ計算機からは、視覚的に音楽を楽しむ「Music Tapestry」も貸し出されました。
Priviaのキータッチや曲調を読み取ってリアルタイムでディスプレイに絵を作り出すスグレモノです。

カシオ計算機サウンド事業の理念は「すべての人に音楽の楽しさを」。鳥取砂丘コナン空港が描く理想に貢献します。

カシオ計算機 牛山和人さん
「みなさんに音楽を楽しんでもらう環境にしたいというお話を伺っていたので」

Priviaは空港内2台目のストリートピアノとして2階ロビーに置かれ、誰でも演奏し、楽しむことができるようになります。

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