『肝臓を奪われた妻』7話 自己中の義妹vs不倫セレブ妻。復しゅう相手同士の争いに「共ぐい」と狂気の笑顔

5月14日深夜に日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」『肝臓を奪われた妻』の第7話が放送された。

北山優香(伊原六花)は中村光星(桐山漣)と結婚。ただ、それは優香から母・聖子(櫻井淳子)への肝臓移植が目的であり、移植後、半ば強引に離婚させられた優香は中村家の思惑を知り、復しゅうを決意。光星の妹・弘子(加藤千尋)の婚約者・井川賢三(田村健太郎)や、光星の妻・安藤るり子(水崎綾女)の不倫相手・玉木慎吾(夏生大湖)を誘惑し家庭崩壊を企む。他人になりすました優香の密告にいざなわれた弘子はるり子の不倫現場に遭遇しその様子を撮影。その様子を、優香は不敵な笑みを浮かべながめた。

ある時「桃太郎」の鬼が一方的に退治される結末に疑問を抱く息子・結人(近江晃成)に対し、復しゅうを強行する自分を重ねるかのように優香は、“ごめんを言えない人間にはお仕置きが必要”と語った。

一方、弘子は不倫現場の写真をネタに、るり子に金銭を要求。しかも一度では終わらず金額や横柄な態度はエスカレートする。追い込まれたるり子は、不倫相手の慎吾を切り捨てることに…「義姉をおどすのすごいな」とSNS上で視聴者もあきれ気味。

優香の協力者・黒田修二(原田龍二)は、ダンス教室で言葉巧みに聖子に接近し距離を縮める。ある夜、ダンスで他の女性と接近する黒田に、聖子が嫉妬しつつ帰宅していると、何者かにスタンガンで急襲される。間一髪のところを黒田に救出され抱きしめられた聖子は、表情も緩みその流れで黒田と夜を共にする。

これは、優香が暴漢に扮(ふん)し、それを黒田が助けるという聖子をあざむく自作自演であった。ただ“芝居”とはいえ、スタンガンを振りかざす狂気の優香を黒田が心配する場面も。

そんな中、幾度も金銭目的で弘子に呼び出されたるり子はついに反撃。弘子の頬(ほお)に一撃を加え、スマホを破壊。これに弘子も応戦し、取っ組み合いの大ゲンカに発展。優香はそんな争いを見て「共ぐい」とつぶやき高笑いを見せる。ネット上でもこの2人に対して「もう元には戻れないね」の声が。

次回第8話、るり子は慎吾から腹いせに不倫動画を流出させられ、光星にも知られてしまう。また、復しゅうに快感を覚えるかのような優香を周囲は心配する。そして再び光星が優香の前に姿を現し…

※桐山漣さんの「漣」は、しんにょうの点はひとつ

『肝臓を奪われた妻』日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」
毎週火曜 深夜24時24分〜24時54分放送
【TVer】
【Hulu】

写真提供:(C)日テレ

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