【夏場所】大の里が大関霧島を撃破 中村親方「来年の今ごろは横綱になってもおかしくない」

霧島(左)を寄り倒した大の里

V候補だ。大相撲夏場所5日目(16日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が大関霧島(28=音羽山)を寄り倒して4勝目(1敗)。初日の横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)に続き、今度は大関を撃破した。

取組後は「攻める意識を忘れずに、前に攻めることができてよかった。一番一番集中して、前に出る意識だけを考えていきました。序盤で4勝? 番付を上げた中での4番勝つということは、いいほうだと思います」と胸を張る。中盤へ向けて「勢いに乗っていきたい。一日一番集中して頑張ります」と意気込んだ。

この日、日体大の先輩で、部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)が国技館内で開かれたトークイベントに出席した。同親方は大の里について「3年後に横綱大関? 3年後じゃないでしょ。(11月の)九州場所で新大関、来年の今ごろは横綱になっていてもおかしくはない」と早期の横綱大関昇進を予測。今場所の優勝予想にも大の里の名前を挙げ「10日目までに9勝1敗でいったら優勝しますよね。(その時点で)上位戦が終わってるわけですし」と期待を寄せていた。

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