木ノ本嶺浩、出口亜梨沙とW主演映画の見どころは“夫婦の関係” 共演者は「2人がとてつもなく絡み合っていた」

完成披露上映会に出席した出口亜梨沙(右)と木ノ本嶺浩【写真:ENCOUNT編集部】

スリラー映画『THIS MAN』完成披露上映会

俳優の出口亜梨沙と木ノ本嶺浩が16日、都内の新宿ピカデリーで行われた映画『THIS MAN』(6月7日公開)完成披露上映会に出席。イベントには、小原徳子、中山功太、津田寛治、天野友二監督も参加し、本作にまつわるトークを繰り広げた。

本作は、世界的に有名なネットミームに日本独自の解釈を加え、なすすべなく人々が死んでいく描写を通して、昨今のコロナ禍の惨状を風刺した全く新しいスリラー映画。グラビアで活躍しながらもNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』など女優としても活躍する出口が主人公の八坂華役、『仮面ライダーW』で人気を博し、ドラマ、映画、舞台で幅広く活躍する木ノ本嶺浩が華の旦那・八坂義男役を務めたダブル主演作品となっている。

映画初主演となった出口は、「主演だから頑張ろうという気持ちは無く、ひとつの作品に向き合っていこうという気持ちでした」とコメント。撮影を振り返り「カット数が多くて、主演だとじわじわ実感していった。周りの方も明るくて助けられた部分がたくさんありました」と話した。

注目ポイントを聞かれた木ノ本は、「家族」と回答し、「ひとつテーマとして見ていただきたいです。夫婦の関係がどうなっていくのか。注目していただけたら」とアピール。出口が「私は人間ドラマです」と答えると、津田は出口と木ノ本の夫婦関係について「2人がとてつもなく絡み合っていた」と言及した。

作品にちなんで、印象的な夢のエピソードを披露するトークパートでは、出口が「ずっと物心ついた時から見続けている夢がある」と切り出し、「女の人が崖の上に立っていて、それは私なんです。でも違う顔。ショートカットで白いワンピースを着ているのですが、落ちる瞬間に目が覚めるんです」と不思議な体験を告白。共演者による夢診断では、津田が「たぶんブレイクするって夢ですよ。これから国際的な女優になると思う」と分析し、出口を喜ばせていた。ENCOUNT編集部

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