悠久の時の流れ 凝縮した美…日光東照宮で日本宝樹展 全国各地から集まった盆栽40点を世界遺産に展示

とちぎテレビ

世界遺産・日光東照宮では17日から始まる春の例大祭に合わせて日本の文化を代表する「盆栽」の逸品を集めた催しが開かれています。

日光東照宮の境内にサツキや松、真柏など見事な盆栽が並びます。これは盆栽の普及と発展に取り組む日本宝樹会が開いたものです。

東照宮にまつられる江戸幕府の初代将軍、徳川家康もこよなく愛したといわれる盆栽。家康の没後400年の式年大祭があった2015年に一度、展示を行ったことがあり、去年から春と秋の年2回、特別展を開くようになりました。

国宝の陽明門や拝殿の周辺には全国の愛好家が手がけた盆栽およそ40点が置かれ、数百年以上の時を経て作られた見事な根の張り方や枝ぶりを観光客などが熱心に鑑賞する姿が見られました。「日本宝樹展」は今月20日まで日光東照宮で開かれています。

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