「的確な避難指示発令のタイミングは」 大雨などの災害に備え岩手県内の市町村職員対象の気象防災ワークショップ

大雨などによる災害の発生に備え岩手県内の市町村の職員を対象にした気象防災ワークショップが16日行われました。

県庁で行われたワークショップには、宮古や北上など9市町村の防災の担当職員15人が参加しました。ワークショップでは気象情報を基に防災体制の強化や避難指示発令のタイミングについて3つのグループに分かれて検討を行いました。また今回は土砂災害の危険度が高い都市を想定して、土砂災害の危険度が分かる土砂キキクルや雨雲レーダーを用いて避難対象地域の選定なども行いました。

(久慈市防災危機管理課・工藤健二課長)
「今日にでも気象が変われば、すぐに対応しなければいけないという気持ちで、自分にできることってなんだろうと考えながら、市に帰ってからも市の防災に役立てたいと思っています」

各市町村の防災担当者は大雨などの災害に備え、的確に避難の判断ができるよう意見を交わしていました。

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