16日の秋田県内は季節外れの暑さ これからの時期に気をつけたい「熱中症」 注意点は

16日の秋田県内は多くの地点で25度以上の夏日となり、にかほ市では5月の観測史上最も暑い1日となりました。5月に入り熱中症の疑いで搬送された人もいて暑さがさらに厳しくなるこれからの時期に向け対策が必要です。

16日の県内はほとんどの観測地点で25℃以上の夏日となり、にかほ市では日中の気温が29.1℃と5月の観測史上最も高くなったほか秋田市などでも7月並みの暑さとなりました。

総務省消防庁によりますと4月29日から5月12日までに全国では999人が熱中症の疑いで搬送され県内でも6人が病院に運ばれました。前の年の同じ時期を上回っています。

自分で十分な体温の調整が難しい高齢者や小さな子どもは特に注意が必要です。

秋田県健康づくり推進課 鎌田理香子さん:「熱中症かなという症状を自覚される時には既に症状が重くなっている事もあるのでその辺は特に家庭でも気をつけていただきたい」

麻やコットンなど通気性のいい素材や首元、袖口がゆったりたりしているデザインの服を選ぶ。また、喉が渇いていなくても水分補給をこまめに行うことが大切です。

2023年県内で熱中症の疑いで搬送されたのは1200人で半数以上が家の中にいた人でした。

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