青森県五所川原市の五所川原農林高校では、この時期恒例の全校田植え競技会が開かれました。
【競技開始】
「よーい、スタート」
全校生徒およそ280人が参加した競技会のスローガンは、「苗は3本心は1つ」。
4つの学科ごとに1年生から3年生までが1チームになり、4チームで競い合います。
正確さや仕上がり具合、それに競技に臨む態度も審査対象です。
五農の田植えの特徴は、3年生の女子生徒だけが経験できる早乙女姿。
しかし2024年は、なぜか早乙女姿の男子生徒も…。
【早乙女姿になった男子生徒】
(Q.なぜ早乙女姿に)「(今年が)最後だし、普通の格好だったらいつも通りの感じなので、だったらスカート(=早乙女姿)をはいて、田植えしようということになりました」
(Q.早乙女姿の田植えはどうでしたか)「とても動きにくかったです」
これまで、先輩たちの早乙女姿を見てきた女子生徒も。
【3年生女子生徒】
(Q.早乙女姿になれてどうですか)「着たかったので、とてもうれしかったです。これを最後に着られて」
【3年生女子生徒】
「なかなかない経験なので、五農にきて田植えを経験できて良かったです」
植えた米は9月に全校で収穫し、学園祭などで販売します。