陸上・山縣亮太選手 パリ五輪を断念 現役は「現段階では来年まで」

広島出身で陸上100m日本記録保持者の山縣亮太選手がパリオリンピックへの出場を断念することを明らかにしました。

山縣亮太選手「日本選手権を含めた試合を辞退するパリオリンピック出場は諦めるということを決定しました」

東京オリンピック後に右ひざの手術を行った山縣選手は、オリンピック4大会連続の出場を目指しけがの回復とフォームの改造に専念していましたが、先月開催された織田記念陸上では10秒58という結果に終わっていました。

山縣亮太選手「2024年の3月ごろから右足に違和感が出て、万全な状態で走ることができる状態ではないと判断しました」

パリオリンピックに向けた最後のチャンスとなる来月開催の日本選手権を前に決断したということです。

今後はけがの治療に専念するとしています。

山縣亮太選手「現段階では足の状態次第ですが、2025年(来年)にすべて出し切って

終わりたいと思ってます」

来年は世界選手権が東京で開催されます。

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