JR芸備線 再構築協議会 実務者による幹事会始まる

JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う再構築協議会のなかで、実務者らが集まり具体策を議論する幹事会が行われました。

1回目の幹事会には中国運輸局やJR西日本広島県や岡山県などから20人が出席しました。

3月に始まった再構築協議会では、JR芸備線の備後庄原から備中神代までの区間の存続問題を議論し、鉄道として残すかバスなどに転換するか3年以内に結論を出します。

幹事会では沿線自治体の住人たちの交通手段に関する調査データなどが提供されたうえで、観光への波及効果などを視野に入れたさらなる調査事業の実施についても検討していくとしました。

庄原市 岡本貢生活福祉部長「今ある芸備線の可能性を最大限に追及するための調査検討から進めていこうという方向性について全員で確認できた」

JR西日本広島支社 奥井明彦副支社長「今の利用状況を考えると新たな設備投資や本数を増やすのはなかなか難しい。より便利な持続性の高い交通に見直すべき」

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