ファストリが創業の地・宇部市と協定 次世代育成や雇用創出で連携

ユニクロで知られるファーストリテイリングは16日創業の地、宇部市と幅広い分野で連携する協定を結びました。

ファーストリテイリングは今から75年前、宇部市の商店街で紳士服を販売する「小郡商事」としてその歴史をスタートさせました。

創業の地で行われた締結式では篠﨑圭二市長とファーストリテイリング山口本社責任者の大苫直樹さんが協定書へ署名しました。

協定では次世代の育成や雇用の促進など様々な活動を連携して進めることが明記されています。

ファーストリテイリングは地域防災の取り組みにも力を入れていきたいと話しています。

(ファーストリテイリング 大苫直樹 山口本社責任者)

「能登半島地震などにおいては防寒面で衣類が持つ必要性が高まってきているので知識普及などでの協力が積極的にできれば」

(篠﨑圭二市長)

「宇部も世界に誇れるコンテンツや可能性がまだまだあると思いますのでファーストリテイリングの知見をかしていただきながら宇部市発展のポイントとしていきたい」

ファーストリテイリングと県内の自治体との協定は本社のある山口市についで2例目となります。

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