駄菓子の「うまい棒」は、やおきんが1979年の発売、以来長年にわたって親しまれている。とうもろこしを原料とした棒状のコーンパフスナックで、2022年に1本10円から12円に値上がりしたが、その価格の安さから子どもから大人にまで人気だ。その味もバラエティ豊かで、現在は、とんかつソース味、サラミ味、チーズ味、テリヤキバーガー味、コーンポタージュ味、やさいサラダ味、めんたい味、たこ焼味、エビマヨネーズ味、牛タン塩味、納豆味、シュガーラスク味、やきとり味、のり塩味、チョコレート味の15種類が販売されている。そこで今回は10~20代の男女100人に「いちばん好きなうまい棒」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第3位(10.0%)は、めんたい味。
めんたい味は、1982年に発売。赤い粉がふりかけられ、辛みが強そうな見た目だが、そこまで辛くはなく旨味もあり子どもでも美味しく食べられる。もちろん、お酒のつまみにもピッタリ。
「明太子を彷彿とさせる鮮やかな色味と味」(26歳/女性/営業・販売)
「ちょっと辛さを感じるところ」(20歳/男性/学生・フリーター)
「旨味が強いから」(27歳/男性/研究・開発)
「ピリ辛でお酒に合う」(24歳/男性/学生・フリーター)
「味が濃いし、手に入りやすいから」(27歳/男性)
「明太子の味を忠実に再現している」(21歳/男性/学生・フリーター)
■第2位は食感も楽しいたこ焼味
第2位(12.0%)は、たこ焼味。
たこ焼味は香ばしいソースの味わいが魅力のうまい棒で、1987年に発売。駄菓子ながら、タレをつけて焼き、さらに粉をかけてもう一度焼くという手間をかけた仕上がりで、カリッとした食感も楽しめる。
「甘じょっぱい味が好き」(21歳/女性/学生・フリーター)
「ソースの風味が良い」(25歳/男性/学生・フリーター)
「お菓子ではあまりない味だから」(28歳/女性/自由業)
「青のりも感じられるし、ソースも気に入っている」(15歳/女性)
「味が濃いところが好き」(24歳/男性/学生・フリーター)
「しょっぱい駄菓子的な味が良い」(28歳/女性)
「手軽にたこ焼きを食べている感じがしておいしい」(22歳/男性/学生・フリーター)
■第1位はまるでそのものなコーンポタージュ味
そして第1位(36.0%)は、コーンポタージュ味。
濃厚なコーンポタージュを食べているような感覚を味わえるコーンポタージュ味は、1992年に発売。甘さとしょっぱさのバランスも絶妙で、飽きがこない味わい。思わず何本も食べたくなる。
「コーンポタージュの再現度が高くておいしい」(29歳/女性)
「優しい甘じょっぱさが唯一無二で好き」(19歳/女性/学生・フリーター)
「コンポタがギュっと詰まった味だから」(16歳/女性/学生・フリーター)
「食べたときにコーンの香りがちゃんとする」(21歳/女性)
「小さい頃から食べている思い出の味」(26歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)
「まろやかな味わいが好き」(27歳/男性)
「コーンポタージュの粉の味がもともと好きだから」(15歳/女性/学生・フリーター)
■「いちばん好きなうまい棒」ランキング
1位 コーンポタージュ味
2位 たこ焼味
3位 めんたい味
4位 シュガーラスク味
5位 チーズ味
5位 テリヤキバーガー味
7位 納豆味
7位 とんかつソース味
7位 サラミ味
10位 のり塩味