軽自動車納税書 使用期限に誤り 真庭市、対象は1.7万台

真庭市役所

 真庭市は16日、今月上旬に発送した軽自動車税の納税通知書に日付の誤りがあったと発表した。

 車検に使われる納税証明書の使用期限として「令和6年6月20日まで」とすべきなのを「令和5年6月20日まで」としていた。委託先の一般社団法人・岡山中央総合情報公社(岡山県美咲町原田)で作成され、市の担当課も誤記載を見落とした。

 対象台数は1万7183台に上るが、この通知書で納付は可能で、納税証明書としても使用できるという。市税務課は「ご迷惑をかけ申し訳ない。確認体制を強化し再発防止に努める」としている。

 市は今後、対象者におわび文を送り、正しい納税証明書を希望する場合は再発行に応じる。おわび文にかかる費用は公社が負担するという。

 同公社を巡っては3月、同市の下水道使用料を処理する料金システムの運用を誤り、徴収漏れが起きたことが判明したばかり。

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