レアル・マドリードのホームスタジアムにピッチ問題 クロースらが改善要求

本拠地でのアラベス戦後、トニ・クロースはピッチの改善を要求した(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムでピッチ問題が起きている。スペインメディア「ディフェンサ・セントラル」によると、すでにリーグ優勝を決めた今季、リーグ戦では、ホーム無敗と強さを発揮してきたが、イレブンはピッチ状態を懸念しているという。

同メディアは、5―0で大勝した14日のホーム・アラベス戦後、こんなやり取りがあったことを伝えた。ドイツ代表MFトニ・クロースが、フロレンティーノ・ペレス会長に、ピッチ状態について伝えた上で、改善を求めたとのことだ。また、スペイン代表DFダニエル・カルバハルも「「芝は変なバウンドを起こし、試合のリズムをかなり複雑にしているから、すぐに変えるべきだ」と会長に要望したという。

今季のホームスタジアム使用は、ベティスと対戦する25日のリーグ最終戦のみ。その後は、6月1日に、ドルトムント(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ決勝(英ウェンブリー競技場)が控える。相手も条件は同じとはいえ、ピッチを改良すれば、来季はさらなる強さを発揮してしまうのか。

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