フライト遅延の原因は機長の行方不明?航空会社「交通渋滞で新乗務員の空港到着遅れたため」―中国

中国メディアによると、13日のタイ・バンコク発中国・昆明行き中国東方航空MU742便のフライトが遅延したのは機長の行方不明が原因だとするネット上の投稿が物議を醸した。

中国メディアによると、13日のタイ・バンコク発中国・昆明行き中国東方航空MU742便のフライトが遅延したのは機長の行方不明が原因だとするネット上の投稿が物議を醸したことについて、中国東方航空は14日、遅延はバンコクの交通渋滞で新たな乗務員の空港到着が遅れたことによるものと回答した。

同便に搭乗したという乗客が14日、ショート動画SNSに「原因は機長の行方不明だ」などとする動画を投稿した。

中国東方航空は同日夜、投稿にコメントする形で、「ネット上で拡散した乗務員が行方不明との情報は事実ではない」とした上で、「当該機は、その前のフライト時に、バンコクが雷雨だったことによりプノンペンに目的地外着陸し、天候の回復を待って飛行しバンコクに到着した。そのため、乗務員は勤務時間が超過した。航空の安全を確保するため、現地の予備乗務員に交代してフライトすることに決定した。その間、バンコクは交通渋滞がひどかったため、新しい乗務員の空港到着が遅れた」と説明した。(翻訳・編集/柳川)

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