政府観光局が著名監督と短編映画

香港政府観光局が、アジアの著名な映画監督と共同制作をした短編映画が、2024年6月に開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(略称:SSFF & ASIA)におい て「アジアインターナショナルプログラム」部門で特別上映されることが決定した。 香港政府観光局は、魅力的な旅行先としての香港を映画やテレビを通して多くに方に知ってもら うことをプロモーション戦略の一つとしている。その一環として、アジアでトップクラスのエンター テイメント会社である CJ ENM と提携し、著名な監督を起用して短編映画を制作する「Hong Kong in the Lens by Asian Directors」プロジェクトを昨年始動した。まずタイ、韓国そし てフィリピンの監督による 3 つの短編映画が制作され、それぞれの国で上映された。これらの映画の中では、香港の活気ある Bar シーンや現地のリアルなライフスタイル、香港が持つ芸術的文化的な魅力あふれるシーンがふんだんに登場する。SSFF&ASIA では、この3本の映画が東京の 会場で上映されるほか、オンラインでも配信される。

昨年「Hong Kong in the Lens by Asian Directors」に参加したのは、タイから『バッド・ジ ーニアス 危険な天才たち』のナタウット・プーンピリヤ(Nattawut Poonpiriya)監督、韓国からは『犯罪都市』のカン・ユンソン(Kang Yun-Sung)監督、そしてフィリピンから『Hello, Love, Goodbye』のキャシー・ガルシア・サンパナ(Cathy Garcia-Sampana)監督。各制作チームは、 別々の時期に香港の様々な場所を訪れ、短編映画の撮影をした。香港の魅力がそれぞれのスタイルで表現されている。

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