中部学院大が3季連続21回目の優勝 東海地区大学野球春季岐阜リーグ

  東海地区大学野球春季岐阜リーグは16日、長良川球場で岐阜聖徳学園大学対中部学院大学の優勝決定戦が行われ、延長タイブレーク11回の末、中部学院大学が4対3のサヨナラ勝で3シーズン連続21回目の優勝を飾りました。

  岐阜リーグは最終週を終えて中部学院大学と岐阜聖徳学園大学が10勝2敗、勝率0.833で並び、16日午後1時から長良川球場で優勝決定戦が行われました。
 
  試合は中部学院が初回に4番榎田のタイムリーで先制しましたが、岐阜聖徳は2回表、2アウト2、3塁から相手のミスで2点を奪い逆転、勝ち越しました。これに対し中部学院は3回裏2アウト3塁からワイルドピッチで2対2の同点に追いつきました。

  試合は5回を終わって2対2の互いに一歩も譲らないシーソーゲームとなり6回に岐阜聖徳学園大学が勝ち越して3対2とリードして迎えた9回裏、2アウト2塁で8番竹中が同点タイムリーを放ち、ノーアウト1、2塁からの延長タイブレークにもつれ込みました。

  延長10回はともに無得点に終わり、延長11回表も岐阜聖徳は無得点、その裏中部学院は送りバントで1アウト2、3塁とし、5番江川のセカンドの野手選択で4対3のサヨナラ勝で3シーズン連続21回目の優勝を飾りました。岐阜聖徳学園大学の2009年春季以来の優勝はなりませんでした。
 
  勝った中部学院大学は5月25日に長良川球場で行われる東海地区春季選手権に出場し、東海選手権王者は6月10日からの全日本大学選手権の出場権を得ます。

© 株式会社岐阜放送