福留孝介氏、失点した6回表の中日・根尾は「投げ急いでいるように見える」

● 中日 4 - 9 阪神 ○
<9回戦・バンテリンドーム>

東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日-阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日・根尾昂について言及した。

今季バンテリンドームで初登板となった根尾は、2-6の6回に登板。先頭の井上広大を空振り三振スタートも、続く中野拓夢に中安、近本光司に四球で一、二塁としてしまうと、原口文仁に3ランを浴びた。

福留氏は根尾について6回の投球中、「今見ている感じで行くと投げ急いでいるように見えるんですよね」と指摘し、「もう少ししっかりと間をとってゆっくり自分のボールを信じて投げてもいいのかなという気はします」と続けた。

「ちょっとテンポをすごく意識していると思うんですけど、これでいい時はハマるんですけど、悪い時は自分の考えがまとまっていないうちに投げているように見える。後ろに野手が守っていますから、いいあたりでも正面に飛べばアウトですし、後ろの野手を信じて投げていくのもひとつなのかなと思いますね」と口にした。

根尾は続く7回はテンポ良く三者凡退に片づけると、8回は走者を出しながらも無失点。4イニング目となった9回は先頭に四球を与えたが、併殺で切り抜けるなど、この日は4回・73球を投げ、2安打、4奪三振、4与四球、3失点だった。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)

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