【移籍】トッテナムが町田浩樹を狙う「ベルギーでは最後のシーズンになるか」

今夏の注目株に。あるいはドイツ・ブンデスリーガか!?

イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが2024-25シーズンに向けた今夏の移籍マーケットで、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表DF町田浩樹(Koki MACHIDA)の獲得に向けて「関心を示している」という。ベルギーメディア『ウォルフット』がこのほど報じ、ファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が主宰する『コート・オフサイド』なども引用して伝えている。

育成組織出身でもある鹿島アントラーズからユニオンへ2021年に移籍した町田は、3シーズン(約2年半)にわたってベルギー1部でプレーしてきた。左利きのセンターバックであり、190センチと高さも備える。日本代表では冨安健洋、板倉滉に続くまで、CBとしての序列も上げている。

26歳の日本人ディフェンダーは今シーズン公式戦通算44試合(リーグ30試合)に出場。ユニオンとは2026年6月まで複数年契約を結んでいる。

『ウォルフット』は5月13日、セルティックFC時代にも日本人選手を獲得してきたアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムが、町田の獲得に向けて「関心を寄せている」と報じた。

また今シーズンは中心選手としてベルギーカップ制覇を果たしており、「ユニオンではこれが最後のシーズンになるのではないだろうか」と予想もしている。そして町田が応じた最近のインタビューを引用し、イタリア・セリエAはあまり望んでおらず、ドイツ・ブンデスリーガでの挑戦を希望していることなども伝えている。

ビルドアップにも関われるクレバーさも備え、まだ伸びしろがある点でも、ポステコグルー監督が町田に目を付けている可能性は十分ある。

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そのキャリアはブンデスリーガを挟むのか、一気にプレミアリーグのビッグクラブへと突き抜けるのか――。着々とキャリアを積んできた町田がこの夏、注目株の一人となる。

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