「あのとき好きだった」の言葉に乗せられて… 同窓会から「不倫に発展してしまう理由」とは

カッコよくなった元カレと再会

「高2のときに付き合っていた元カレと同窓会で十数年ぶりに会ったら、すごくカッコよくなっていたんです。向こうも“大人っぽくなったね”なんて言ってくるから、ついその気になっちゃって…。二次会の後、2人だけでもう1軒行って、そのまま一線を越えてしまいました」(30代・女性・看護師)

元カレや好きだった人、憧れていた人と深い仲になってしまうというのは同窓会あるあるかも。当時の思い出や感情が瞬時によみがえって、ドキッとしてしまうケースも多いでしょう。ただ、思い出は美化されやすくもあるので、「あの頃はよかったな」と心の中だけで楽しむようにしたほうがいいですよ。

「あのとき好きだった」に乗せられた

「中学の同窓会に行ったら、当時はあまり話したこともなかったクラスメイトの男性と話が盛り上がったんです。楽しく会話をして数時間経った頃に、“俺、中学のとき、のこと好きだったんだよ”って言われて、かなりドキッとしちゃいました。その日は何もなかったけど、そこから連絡を取り合うようになり、気づいたら不倫関係になっていました」(20代・女性・美容関係)

旧友から「あのとき好きだった」とか「ずっといいなって思っていた」などと言われたら、心は揺れ動くはず。なんだか告白されているかのような気持ちにもなるので、恋心が芽生えるきっかけになることもあるかもしれません。でも、口説き文句としてそういうことを言う男性もいますし、お酒が入っていれば下心だけで「好き」と言うケースもあるので、簡単に乗せられないよう注意すべきでしょう。

1人で帰省をして気が緩んだ

「お盆に帰省をしたときに地元で同窓会があったので参加しました。夫は仕事で東京に残ったので、ちょっと開放的な気持ちにもなっていて、そこにお酒も加わったことで気も緩んでしまい…。学生時代によく遊んでいた男友だちと昔話に話を咲かせているうちにいい雰囲気になって、勢いでホテルまで行っちゃいました」(30代・女性・不動産関係)

地元に帰省した際に同窓会に参加するというパターンもあるかもしれません。1人で帰省していた場合には、近くにパートナーがいないという開放感が生まれがち。そんなときには、ハメを外したり調子に乗りやすかったりもするので、軽い気持ちで不倫をしてしまうこともあるでしょう。

割り切りやすかった

「同窓会で高校のときのクラスメイトと久しぶりに再会したけど、気心が知れているからすぐに盛り上がって深い仲に……。ただ、もちろんお互いに家庭を持っていることは最初からわかっていたから、暗黙の了解で割り切った関係を持ちやすかったです。それからしばらくは、たまに2人で会う関係が続きましたね」(30代・女性・IT)

同級生であれば、お互いのことはある程度わかり合っているもの。だからこそ、変に深入りしたりせず、割り切った関係を持ちやすい面もあるでしょう。とはいえ、一時の感情で一線を越えてしまうのは後悔することになるだけなので、きちんと冷静な判断をするべきですよ。

同窓会がきっかけで不倫に足を踏み入れてしまう人は少なくないようです。昔から知っている相手だからこそ、心を開きやすいのかもしれませんが、勢いだけで深入りしてしまうのは危険度が高すぎるでしょう。

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