「泣いてしまう」影山優佳、サッカーから“引退”告白の弟にメッセージ…SNSに寄せられた感動の声

5月15日、国士舘大のサッカー部に所属するMF影山秀人(4年)が自身のXを更新。《秀人(シュート)という名前で生まれ、始まった僕のサッカー人生に突然終わりがきてしまいました》と、サッカーを続けられなくなったことを告白した。

豊富な知識と鋭い解説でお馴染みの元日向坂46の影山優佳の一歳年下の弟としても知られる秀人は、横浜F・マリノスのジュニアユース出身、三菱養和SCのユースに加入と、エリートコースまっしぐらで、国士舘大学へと進学した。

1956年創部の国士舘大サッカー部は、過去に関東大学サッカーリーグ9回、全日本大学選手権4回、総理大臣杯2回の優勝を誇る名門だ。OBには元日本代表主将の柱谷哲二を始め、多くのJリーガーを輩出している。

「現在も部員が200名近くいて、そのなかで影山秀人は準レギュラーでした。昨年も試合に出ていただけに、最終学年となった今年にかける思いは強かったと聞いています。それだけに残念な結果になりました」(サッカーライター)

自身もXで《今年は大学ラストイヤーで自分がチームを引っ張っていく覚悟と責任を持ってオフシーズンから激しいチーム練習や自主トレに取り組んできました》と決意の程を語っていた。

しかし、3月の練習中に意識を失い、命こそ助かったものの、後遺症が残り、競技としてサッカーを続けることを断念せざるを得なかった。

弟の“引退”告白を受け、姉の優佳もInstagramを更新。そこには最愛の弟を思いやる言葉が綴られていた。

《私の大切な英雄に、ヒーローインタビューするという夢があったからこそ、孤独を感じながらもその仕事を頑張ってこれました。本人の気持ち思うとなんて声をかけたらいいのか、そしてどうやって一緒に前を向いたらいいのか、わからなくなったのに、そんな時でさえ笑顔でいる英雄が本当にかっこいいです。私にできる支え方を見つけて、一緒に頑張ります》

Xには、優佳のメッセージにさまざまな声が寄せられている。

《カゲも弟さんも本人の想いとは別のところでやりたいことを続けられなくなったのは辛いねえ…》

《ホントついさっき、弟君のこのXの投稿が流れてきて、ツラいよな…と思ってたところやった》

《カゲと弟の泣いてしまう》

秀人は《これまで僕を直接指導してくださった方々、応援・サポートしてくださった方々のおかげで最高のサッカー人生送ることができました。その方々への感謝の思いを第2の人生を通して表現していきます。影山秀人、強く生きます!!》と締め括っている。

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