朝ごはん、結局何を食べたらいい? 正解を探る【レシピ】×【実験】×【マンガ】の新感覚レシピ本に注目

人気料理研究家であり、多くのメディアで活躍する小田真規子の著書『午前7時の朝ごはん研究所』が発売された。本書は、前作『23時のおつまみ研究所』に続く人気シリーズの第2弾で、オリジナルレシピによる料理、料理の美味しさを向上させるための実験、そして人気漫画家スケラッコのマンガが組み合わさった、新しい形のレシピ本だ。

小田の『午前7時の朝ごはん研究所』は、「朝ごはんの正解」を探求するという新しいコンセプト。朝ごはんといえども何を食べるべきなのか迷う人に向けて、しかし、“の答えは、「朝起きた時の自分の体」が教えてくれる”という説をもとに、朝ごはんのメニューを提案してくれる一冊となっている。

本書の魅力は、忙しい朝でも手間をかけずに作れるレシピが満載な点だ。睡眠によって失われた「ピース」を5つに分類し、それぞれを補う朝ごはんレシピを紹介。エネルギー、栄養素、心地よさなど、自分が朝に何を必要としているのかを理解し、それに応じた食事を手軽に作るノウハウが満載だ。

そして、本書のもう一つの魅力は、思わず試してみたくなるような「実験レシピ」が掲載されている点。「黄身が決壊しない目玉焼きの焼き時間は?」、「納豆は何回混ぜるとおいしい?」といった、日々の朝食で感じる疑問を解決するための実験ページを楽しむことができる。

新しい朝食のスタイルを提案する一方で、料理の基本も学ぶことのできる本書で、自分だけの「朝食の正解」を探してみてはいかがだろうか。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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