【フィリピン】Aブラウン、電動バス会社設立で認可取得[運輸]

フィリピンの複合企業Aブラウンは16日、南部ミンダナオ地方カガヤンデオロ市で電動シャトルバスを運行する共同出資会社の設立が認められたと発表した。環境配慮型の公共交通機関のインフラ整備を目指す。

電動バスを手がけるGETフィリピンとの折半出資で「サザン・エレクトリック・トランスポート(SETI)」を設立することについて、証券取引委員会(SEC)の認可を得た。

事業目的はカガヤンデオロ市のクリーンかつ効率的、先進的な環境配慮型の公共交通機関のインフラ整備となる。関連施設の所有、投資、管理、開発、保守、復元、運営が含まれる。電動車両によるシャトル輸送サービスの運行も想定する。

両社は2023年2月、共同出資会社ABC電動シャトルサービスの設立計画を発表した。同12月には、授権資本を当初の1億ペソ(約2億7,000万円)から3,000万ペソに、設立時の資本金を4,500万ペソから1,000万ペソにそれぞれ減らすことを発表した。

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