旅に出ようとした結果 猫の切なすぎる引き止めに心がギュッとなる

「出ていく?考え直してくれ!」猫の切ない『引き止め』

飼い主さんが旅に出ると察した猫ちゃんの行動が、Xで注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@cat_anko3」さん。

当ポストには2024年5月10日時点で5万7000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその実施費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

旅する飼い主さんを「引き止める」猫ちゃんが話題に

「旅に出ようとしたらねこに引き止められた」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは、スーツケースを手にする飼い主さん。そしてスーツケースの上には1匹の猫ちゃんが立っています。話題になっているのは、猫の「あんこ」くんです。

飼い主さんはこのとき、旅に出る予定を控えていたそうですが、あんこくんはそれを察した様子。飼い主さんの胸元に手をついて、真剣な眼差しを送っていました……。

その横顔からは「行かないで」という切実な声が聞こえてきそう。こんな引き止めにあったら、後ろ髪を引かれる思いで旅に出ることになりそうです!

あんこくんの姿に心を掴まれた人は多いようで、ポストは大反響に。返信欄には「『出ていくだって!?考え直してくれ!』ってくらいの必死さを感じる(笑)」「気配で察して引き止めるの、ほんとかわいい…」「遠距離恋愛中のカップルよう」「こんなん胸キュンしますやん…」といった声が続出しています。

その後、肩をたたいて見送る姿も心をくすぐる…

【写真2枚目/全3枚】こんな顔で引きとめられたら…後ろ髪引かれちゃう。

@cat_anko3さんはポストを引用する形で、その後のあんこくんが「肩を叩いて見送ってくれたこと」を報告しました。

添えられた写真には、飼い主さんのお顔を見ながら肩に手を乗せるあんこくんの姿が……!

「気をつけて行ってらっしゃい!」なんてセリフが聞こえてきそうな、愛を感じる見送りにも視線が釘づけになってしまいますね。

旅に出ようとしたらねこに引き止められた pic.twitter.com/xrCRiB9XpX

— あんこともなか🐾充電ねこ (@cat_anko3) May 5, 2024

ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている

【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む

  • 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
  • わからない:7.5%
  • 手術を受けていない:13.7%

【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041

  • 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
  • わからない:4.8%
  • 手術を受けていない:39.9%

調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。

不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差

続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。

日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。

  • <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
  • <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)

個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。

不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう

犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。

また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。

命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。

普段は「好奇心旺盛で甘ん坊」だというあんこくん!

【写真3枚目/全3枚】「もうちょっと遊んでからでもいいんだニャ?」

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに、詳しいお話をうかがいました。

――出会いのエピソードを教えてください。

お店で出会いました。子供が入院していたのですが、退院日にちょうどオープンしたペットショップがありました。自宅から遠く、入院していなければ行くことのないところでしたので、運命的な出会いを感じたことを覚えています。

――お名前の由来はありますか?

小さい時から猫を飼いたくて、飼うなら性別に関わらずあんこにしようと思っていました。可愛いので(笑)。

――普段はどのような子ですか?

好奇心旺盛で甘えん坊です。何か荷物が届くとすべて匂いをチェックしますし、仕事から帰ってくると玄関のドアからはみ出てお出迎えしてくれたり、ソファに座ってるとお膝に乗ってきたりします。

――自慢のポイントは何ですか?

ぱっちりお目目と、充電されたりエアコンの上でポージングしたり、変な動きをするところです。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @cat_anko3
  • 「あんこともなかのにゃんキング」
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 公益社団法人 日本獣医師会「小動物診療料金」

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