被災クラブに卓球台 金沢ポートが第1弾

寄贈された台で金沢ポートの選手とラリーする児童=内灘町勤労者体育センター

 卓球Tリーグの金沢ポートは被災地のクラブに卓球台を贈るプロジェクトをスタートさせた。15日は第1弾として、内灘町の「宮坂ジュニア」に1台を寄贈。内灘町勤労者体育センターで贈呈式が開かれ、西東輝監督と五十嵐史弥、吉田雅己選手がクラブの子どもたちと交流した。

 西東監督は「卓球で笑顔になってほしい」とあいさつ。贈った卓球台で五十嵐選手と吉田選手が打ち合い、児童ら12人にサーブやドライブなどを指導した。

 内灘町大根布小2年の井上大和君(7)は「スマッシュが早くて見えなかった。新しい台を使って練習したい」と笑顔を見せた。

 金沢ポートは計10クラブに贈ることにしている。

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