【新日本・BOSJ】ジュニア王者・SHOがニンジャを拷問刑で2勝目 「忍術なんか俺には通用しねえ」

ニンジャ・マックから2勝目を挙げたSHO

新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」16日群馬大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がニンジャ・マック(ノア)を下し2勝目を挙げた。

徹頭徹尾、悪かった。偽物のニンジャを用意して開始わずか数秒でギブアップを奪ったSHOだったが、さすがにこれでは終われない。ガムテープなどで拘束されていたと見られる本物のニンジャが何とかリングに駆けつけ、改めて試合開始のゴングが鳴らされた。

ニンジャ・スペシャルをはじめとした驚異の空中殺法に対し、SHOはいつものように反則まがいの攻撃を連発し応戦。トーチャーツールこそ不発に終わったが、ニンジャボムを回避するとIWGPジュニアのベルトを持ち込もうとする。これをとがめたレフェリーがベルトをリング外に戻すスキに、死角を突いた急所攻撃から一気に丸め込んで3カウントを奪った。

王者らしからぬ卑劣な手口で勝ち星を積み重ねるSHOは「見ただろ、俺の実力を。オメーの忍術なんか俺には通用しねえんだ。今年はチャンピオンのまま、余裕で優勝してやらあ」とニヤリ。

次戦(18日、八王子)では歴代最多4度のBOSJ制覇を誇る高橋ヒロムと激突する。「八王子のウジやろ? 八王子、出身だったり、ちょっとでも関わったヤツはロクなヤツはいねえ。全員ウジ虫だオラ! 調子の悪いお前と、この俺、そんなんどっちが勝つか目に見えとるやろがオイ! 俺が、もっともっともっともっともっと、苦しめてやるよオラ!」と、どこまでも不敵な挑発を繰り返していた。

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