だれか見ている…「圧」の強い猫ちゃん
ドアが開くのを待つ猫ちゃんの、圧を感じるかわいい表情がXで注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@neko_wagaya」さん。
当ポストには2024年5月10日時点で110件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、ペット保険についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
写真に写る「2匹」の猫ちゃん
「ドアを開けて欲しそうにこちらを見ている」そんなコメントとともに投稿されたのは、2枚の写真でした。
Xで話題になっているのは「しらたま」くんと「ごましお」くんという猫ちゃんです。2匹は2021年11月生まれの仲良し兄妹で、そっくりな見た目が印象的。
手前にいるしらたまくんは、なにか言いたげな面持ちで飼い主さんに視線を送っています。さらにドアのほうをよく見てみると……?そこには、かわいい「圧」をかけるごましおくんの姿がありました。
「早く開けてニャ」自動ドアが開くのを待つ表情がかわいい
2枚目の写真を見ると、ごましおくんの険しい面持ちが見て取れます。片目をキリリと輝かせてこちらを覗く姿からは「早く開けてよ……」なんて声が聞こえてきそうです。愛らしい「圧」に思わず笑みがこぼれてしまいますね。
そんな姿は大勢を癒したようで、ポストには「ドア開けてほしいんだね(笑)かわいいね
」「開けゴマッて何回言っても開かないニャ」といったコメントが寄せられています。
また飼い主さんも返信欄で「普段はかわいく『ニャー』と鳴くだけで必ず誰かにドアを開けてもらえるから、ある意味自動ドアですね(笑)」といったユーモラスなコメントをされるなど、ポストは賑わっています。
普段は自由奔放な性格をしているという2匹。一方でしらたまくんには「寂しがりや」なところもあり、ごましおくんの姿が見えないときには、鳴きながら探すこともあるのだとか。
そんな仲良し2匹の日常は、@neko_wagayaさんのXアカウントで眺めることができますよ。癒しがあふれる写真ばかりなので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。
ドアを開けて欲しそうにこちらを見ている pic.twitter.com/7a13nqxdo7
— わがやのねこ (@neko_wagaya) May 9, 2024
猫の入手先は保護猫が約4割
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。
猫の入手先
- 1位 31.1%:野良猫を拾った
- 2位 20.6%:友人/知人/親族からの無償譲渡
- 3位 15.9%:ペットショップで購入
- 4位 7.7%:里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡
- 5位 5.1%:シェルターからの無償譲渡
※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数782人
保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡」「シェルターからの無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。
また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、4位、5位を合算してみると「ペットとしての猫の4割以上は保護猫」という状況が推察できます。
保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に
保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。
思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。
そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。
ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。
元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。
しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。
ペット保険の保険金支払い方法や特約
ペット保険の保険金支払い方法
ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。
限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。
ペット保険の特約
商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。
保護猫を飼う際にはペット保険などの検討も
今回冒頭で紹介した話題のポストのように、保護猫の注目度は高いです。
ネット上のそういったコンテンツを見て、「私も飼いたい」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
保護猫には「過去の病気歴が不鮮明」といったリスクがあるのも事実なので、飼い始めの段階で獣医師にしっかり診てもらったり、必要に応じてペット保険に加入したりすることなどもぜひ検討してみてください。
2匹の普段の様子について、詳しく教えてもらいました
さて、投稿のご紹介に戻ります。
飼い主さんにインタビューしてみました。
――普段はどのような子ですか?
自由奔放ですね。呼びかけても気分がのっていないと、振り向いてすらくれません。
でもしらたまはとても寂しがりやで、ごましおの姿が見えないとニャーニャー鳴きながら探していることがよくあります。ごましおはそんなのお構いなしって感じです。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
どこの子もそうかもしれませんが、ごましおはソファの裏面を走ったり、飛び乗れば良いものをガリガリとよじ登ったりと、ソファのケバケバ加工に余念がないです。
しらたまは最近、くつろぐ時は必ず正座みたいに足を折りたたむか、フローフェンの状態をとっています。ご機嫌なのかな?と思いますが、いつも顔はそうでもない表情です。
――自慢のポイントは何ですか?
とにかく甘え上手で可愛いところです。気分が良い時は、近づくとくるっとお腹を見せて撫でて良いよーって言ってきます。撫でると手にまとわりついてきて本当に可愛いのです。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
うちの猫様たちは狙ってか天然か、人間の心理をついた行動をしてきます。猫じゃらしの前でニャーニャー鳴いたり、じっとこちらの目を見てきたり……。あざといなぁと思いながら、その可愛さに日々癒されてます。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @neko_wagaya
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
- 一般社団法人日本損害保険協会 ペット保険
- au損害保険株式会社「野良猫でもペット保険に加入できる?保険加入の流れや注意点について解説」