きょう(金)は、上空に強い寒気を伴う低気圧(寒冷渦:かんれいうず)の影響で、北日本で大気の状態が不安定になります。気象衛星で見ると、日本海でぐるぐると渦を巻いた雲としてはっきり写っています。
この周辺では、落雷や竜巻などの突風、急な強い雨など、シビアな現象が起こりやすいという特徴があります。黒っぽい雲が見えたら、天気急変のサインです。頑丈な建物の中に入るなどして、安全を確保するようにしてください。
一方で、きのう寒冷渦の影響で各地で風が吹き荒れた関東から西は、きょうの日中は穏やかに晴れるでしょう。青空のもと気温が上がり、25℃以上の夏日が続出しそうです。
画像について:17日の天気予報。