黒猫を探せ!猫らしい「かくれんぼ」に正解者が続出

チキチキ!黒猫発見レース!

棚に紛れ込むのが上手な黒猫さんが、Xで注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@00shitemita」さん。

当ポストには2024年5月10日時点で160件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「隠れ上手」なかわいい黒猫ちゃんにホッコリ

「コンブを探せ」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。

そこに写っているのは、部屋の収納スペースの一部。ここに黒猫の男の子「コンブ」くんが隠れているそうです。

棚の手前にはたくさんの箱が並んでおり、どこかに入っているのではないかと探してみますが、姿は見当たりません。続いて棚の上段を見てみると……?

キラリと輝く瞳でこちらを見ていた「いますね!」

【写真2枚目/全3枚】いました!一番上の棚に見つけました!

コンブくんは、棚の上に置いてある段ボールに入ってくつろいでいたようです。キラリと輝く瞳を、こちらに見せているのがわかりますね。段ボールにひっそりと身を隠し、様子をうかがう姿は猫らしさたっぷり。

そんな「黒猫さんのかくれんぼ」はXを通して大勢の目に留まったようで、正解者も続出。

ポストには「発見!左上ですね!うちの猫も、今朝は寒かったのかテレビ台の下で隠れてました」「段ボールの中にいますね!黒い子はすぐにいなくなりそう(笑)」といったコメントが寄せられました。

【写真3枚目/全3枚】コンブくん、シイタケくん、モズクちゃんの仲良しトリオ。

話題となったコンブくんは、先住猫のシイタケくんとモズクちゃんと仲良く暮らしています。@00shitemitaさんのXアカウントでは、かわいい3匹の日常を眺めることができますよ。気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

コンブを探せ🐈‍⬛ pic.twitter.com/gjhVIhK1We

— ノビター(動物と暮らすサラリーマン) (@00shitemita) May 9, 2024

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

2018年:2412円
2019年:3016円
2020年:2918円
2021年:3367円
2022年:2392円
2023年:3400円

猫の保険

2018年:1729円
2019年:2349円
2020年:1758円
2021年:2731円
2022年:2069円
2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

2018年:2599円
2019年:2745円
2020年:2673円
2021年:2978円
2022年:2877円
2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円
  • 上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

先住猫ちゃんたちも個性たっぷりです!

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに、猫のシイタケくんとモズクちゃんについて教えていただきました。

――普段はどのような子ですか?

シイタケ(キジトラ)は、とにかく優しいです。寝る時は必ず僕と一緒に寝ます。

モズク(ハチワレ)は、マイペースです。僕より後に寝て、僕より先に起きているので、どこで寝ているのか分かりません。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

シイタケは、朝も夜もとにかく顔をスリスリしてくれます。すごく嬉しいけれど、顔が毛だらけになります。

モズクは、すぐ狭い場所に挟まっています。

――自慢のポイントは何ですか?

シイタケは、手を出すとペロペロと舐めて整えてくれます(顔を舐められる時は痛い)。

モズクは、冬になるとシイタケと一緒に寝ます(僕とは寝ない)。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?

うちにいる動物たちは、みんな美味しそうな名前です。ちなみに以前は、チキン(文鳥)、うどん(白文鳥)を飼っていました。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @00shitemita
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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