西松建設/創業150周年記念感謝の会開く、技術力で持続可能な社会づくりに貢献

西松建設の創業150周年を祝う「記念感謝の会」が15日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。来賓の斉藤鉄夫国土交通相や顧客の招待者ら約750人や同社の幹部・社員ら約250人ら計約1000人が出席。高瀬伸利社長は「創業150周年の節目にこのような場を設けられたのは皆さまの支援があったからだ」と感謝の意を伝え、今後も長年築き上げてきた歴史と信頼、高度な技術力を生かして社会に貢献していく方針を表明。次の150年に向け決意を新たにした=写真。
冒頭、1850年の創業から現在まで歩んできた歴史を紹介する特別ムービーを放映。「つづく」という文字で締めくくった。
続いてあいさつした高瀬社長は「未来に向け皆さまのお力添えをいただきながらこれまで以上に高い価値とより良いサービスを提供し、企業理念の『安心して暮らせる持続可能な社会づくり』を実践し『つづく』を創っていきたい」と話した。
斉藤国交相は「幾多の難工事を乗り越え培われた高度な技術力と確かな施工管理力は、西松建設の明るい未来を切り開く原動力になると確信している」と期待を示した。
6月下旬に社長就任が内定している細川雅一執行役員副社長が「今まで培ってきた信用、信頼、築き上げてきたDNAを誇りに竜のごとく躍動、成長し駆け上がっていく姿をお見せできるようチーム一丸となり取り組んでいきたい」と中締めのあいさつを行った。

© 日刊建設工業新聞社