三井不、福岡地所/マリノアシティ福岡(福岡市西区)建替へ、現施設は8月閉館

三井不動産と福岡地所(福岡市博多区、榎本一郎社長)は16日、福岡市西区にあるアウトレットモール「マリノアシティ福岡」を建て替えると発表した。建物は延べ8・1万平方メートルの規模。2000年の開業後24年がたつ。今後は8月18日にも現施設を閉館する予定。以降、両社が共同で建て替え計画を推進する。新施設の詳細は今後公表する。
施設の所在地は小戸2の12の30。名柄川河口の臨海部に位置し、高さ約60メートルの観覧車がシンボルだ。九州初の本格的なアウトレットモールとしてエフ・ジェイ都市開発(現福岡地所)が開発した。
九州で開発経験が豊富な福岡地所と、「三井ショッピングパークららぽーと」や「三井アウトレットパーク」といった商業施設ブランドを持つ三井不が協力。消費者ニーズやトレンドの変化に対応した、新たな商業施設の建設を目指す。

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