中島健人「Sexy Zone」卒業後初ドラマ主演が決定 リーガル作品で弁護士役「新人の気持ちで挑む」

テレ東ドラマ初主演を務める中島健人

テレ東ドラマ初出演&初主演、原作は大ヒット漫画

歌手で俳優の中島健人が、7月19日から放送されるテレビ東京系連続ドラマ『しょせん他人事(ひとごと)ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(金曜午後8時)で主演を務めることが、17日に発表された。中島がテレ東ドラマに主演、出演するのは初めてで、今年3月に「Sexy Zone」を卒業してから初のドラマ出演となる。

原作は累計210万部(電子+紙)を超える大ヒット漫画『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(原作:左藤真通/作画:富士屋カツヒト/監修:清水陽平/白泉社『黒蜜』連載)。変わり者の主人公・保田理(やすだ・おさむ)弁護士が「しょせん他人事」をモットーに、社会問題にも発展しているネット炎上や、SNSトラブル案件を解決していく、今最も旬なリーガル漫画だ。

今まで描かれてこなかった弁護士と相談者のやり取りや、実際に行われる裁判手続などを徹底的にリアルに描き、誰もが被害者にも加害者にもなりえるネットトラブルの数々に、“他人事ではいられない!”と話題となっている。

そんな本作の主人公を演じるのは、テレ東ドラマでは初出演&初主演を飾る中島。アイドルとしての活躍はもちろん、バラエティー番組で親しみやすい魅力を見せたかと思えば、今や俳優として恋愛モノからシリアスな役どころまで日々表現者としての進化を続けている。笑顔はかわいいが言動はまったくかわいくない変わり者の弁護士・保田を切れ味抜群に、そして時にはコミカルに演じ、訪れる相談者を「しょせんは他人事じゃん?」と突き放しながらも、現代にはびこるネット炎上、SNSトラブル、誹謗(ひぼう)中傷問題を彼なりの信念のもとスカッと爽快に、ダークに解決していく。

原作に登場するケース(案件)を忠実に描きながらも、映像作品だからこそ伝えられる弁護士と相談者たちがリアルに戦っていく中での葛藤や心情の変化のリアリティーを追求し、オリジナルキャラクターなどの要素も加わった“決して他人事ではない”実写連続ドラマとして放送する。

以下、中島のコメント全文。

――ドラマのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想などをお聞かせください。

「Sexy Zone卒業後初めてのドラマなので新人の気持ちで挑むつもりです。台本を読み進めていくと、ネット社会では誰しもが共通することで、悩み、もがき、スマホに向き合っています。そんな感情を僕が演じる弁護士が、バッサリ切り捨て、スッキリした感情にさせてくれるところが僕自身もたまらなく気持ちよく、爽快な読み応えでした」

――誹謗中傷やSNS炎上など、今最も身近なテーマを扱ったリーガルドラマになりますが、そんな案件に挑む、保田理弁護士を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。

「スマホという小さな世界の中で、現代人は“コメント欄”の中に生まれる言葉の棘(とげ)や、嘘に悩まされています。1番はそんなコメントを見ないのが正解なのですが、この時代そうもいかない時もあるのでいざ向き合う時に法律を通して対処していくと、どんな結果が加害者側に待っているのか、そして被害者はどのような答えを見つけることができるのか、それらを僕が演じる保田理弁護士が強烈に冷たく、でもほんの一瞬だけ優しく教えてくれます。僕の中に存在する、ある種究極にドライな部分をお楽しみください(笑)」

――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。

「SNSが主なこの時代の中で、僕らはいろんな情報を知り、信じ、時に悩み、惑わされます。物語の中で起きる保田が対応する事案にも僕が見てきた景色や、経験を反映しながら、このドラマでしかみることのできない、痛快で危険なドラマを皆様にお見せできたらと思っております。SNSの闇をドライに切り裂く、僕演じる弁護士の姿をぜひお楽しみください!」ENCOUNT編集部

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