スカイマーク、国際線復活を検討。2025年以降、チャーター便を運航へ

スカイマークが、国際線運航の再開を検討します。2025年以降にチャーター便を運航する方針を示しました。

増収増益を達成

スカイマークは2024年3月期決算を発表しました。売上高にあたる事業収益が1040億円と過去最高を更新。営業利益は46億円と前年比35.2%となり、増収増益を達成しました。

あわせて2028年度までの中期経営目標を公表。国内高需要路線を中心に単一機材で運営する、高効率経営を継続する方針を示しました。

2025年度以降にチャーター便

一方で、洞駿社長は、記者会見で国際線の再開に向けた検討を始めると表明。新規のボーイング737-8型機を受領する2025年度以降に「チャーター便を積極的に飛ばす」ことを明らかにしました。

スカイマークは、2019 年11月に成田~サイパン線に就航し、国際線に進出しました。しかし、新型コロナ禍の影響で2020年8月に運休を決定。以後、再開していません。2025年以降に国際チャーター便が復活すれば、それ以来となります。

就航先は?

気になる就航先については「しっかりと利益を上げられる路線」と述べただけで、明らかにしていません。サイパン線の復活とは限らないようです。

中期経営目標では「旺盛なインバウンド需要の取り込み」を掲げており、アジア方面の路線になる可能性もありそうです。(鎌倉淳)

© 旅行総合研究所タビリス