『ミッション:インポッシブル』3作が金曜ロードショーで放送 命懸けのアクションに震える

日本テレビの金曜ロードショーで、トム・クルーズさん主演映画「ミッション:インポッシブル」シリーズを3週連続で放送することが決定した。

6月7日(金)に『ミッション:インポッシブル』、 6月14日(金)に『ミッション:インポッシブル2』 、6月21日(金)に『ミッション:インポッシブル3』が放送される。

1996年に第1作が公開された『ミッション・インポッシブル』

映画「ミッション・インポッシブル」シリーズのオリジナルは、1960年代~70年代にかけてテレビ放送されたスパイアクションドラマ(邦題『スパイ大作戦』)。

ラロ・シフリンさんによる有名なテーマ曲と、「例によって、君、もしくは君のメンバーが捕らえられ、 あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで」という非情な指令のフレーズで、日本でも大人気となった。

このTVシリーズの続編として、1996年に第1作が映画化。トム・クルーズさんが主人公のイーサン・ハントを演じ、実行不可能な指令に挑む大人気シリーズに成長した。

2023年には第7作が公開。シリーズ累計で、全世界興行収入は41億ドル(約6390億円/1ドル150円換算)を記録している。

また本シリーズでは、トム・クルーズさんが第1作からプロデューサーを兼任。妥協を許さない、常識を超えたアクションシーンが見どころになってる。

中でもスタントマンを使わず、トム・クルーズさん本人が危険なアクションに挑むノースタントアクションは、毎回大きな話題となっている。

ワイヤーアクションも見どころ『ミッション:インポッシブル』

6月7日放送のシリーズ第1作は1996年に公開。興行収入は全世界で4.5億ドル(約675億円)を超え、世界中で社会現象を生む大ヒット作となった。

特にCIAのメイン・コンピューター室に侵入する有名なワイヤーアクションは、今でも様々な映画やドラマでオマージュされるほど象徴的なシーンだ。

また、最高時速300km以上で疾走する超高速鉄道「TGV」の屋根で繰り広げられるバトルシーンも、手に汗握るクライマックスとなっている。

ジョン・ウー監督による『ミッション:インポッシブル2』

6月14日放送の『ミッション:インポッシブル2』は、全世界興行収入で5億4500万ドルを突破。2000年No.1の大ヒットとなった(日本でも102億円の興行収入でその年のNo.1ヒット作に)。

アクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督によるアクションシーンが最大の見どころ。高さ30メートル以上の断崖絶壁に腕だけでぶら下がるシーンや、ヘリからビルの屋上の天窓にダイビングするスリル満点のシーンは、文字通り命懸けのアクションだ。

クライマックスでは、2台の大型バイクでバトルを繰り返しながら疾走。随所に登場するノースタントアクションシーンは必見だ。

冷や汗もののシーンが連続『ミッション:インポッシブル3』

6月21日放送の『ミッション:インポッシブル3』にも、ノースタントアクションが満載。

主人公のイーサンが橋の上で爆風に吹き飛ばされ車に叩きつけられ、転がってきた大型トラックの下部をすり抜けるシーンは、緻密に計算されたシークエンスによって実現した。一歩間違えればただの怪我では済まない冷や汗もののシーンだ。

監督は、後に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を手がけるJ・J・エイブラムスさん。彼にとっての初監督作が本作となる。

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