「完全なレギュラーは近本と中野だけですね」坂口智隆氏が今後の阪神・野手陣の“スタメン争い”について言及

◆ 坂口氏「これから競争が始まる」

阪神は16日、中日との試合(バンテリンドーム)に9-4と快勝。大幅に入れ替えた打線が機能し、11安打9得点でカード勝ち越しを決めた。

阪神は初回、糸原健斗の適時打で幸先良く先制すると、4回には前川右京の安打などで無死一・二塁とし、梅野隆太郎の適時打で1点を追加。さらには西勇輝、中野拓夢も適時打を放ち6-0とリードを広げた。さらには6回、この試合4番に抜擢された原口文仁がレフトへの3ランを放ち大量リードに。

投げても先発の西勇輝は、10安打を打たれるも要所を締め6回2失点と試合を作り、今季初白星を手にした。勝利した阪神は中日との3連戦を2勝1敗と勝ち越し。さらには巨人に勝率で上回り、首位再浮上となった。

岡田監督の打線大幅変更がズバリ的中した阪神について、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「大幅にメンバーを入れ替えましたけど、普段は途中から試合に出場する選手たちが、しっかりと結果を出しましたから良い準備ができているなと感じました」とコメントすると、続けて「昨年はほぼレギュラーが変わらずに勝ってきたチームですけど、この試合のように代わりの選手たちが活躍してくれると、今年は競争が生まれると思うので、さらに強くなってくると思いますね」と更なる“競争力の高まり”について言及。

最後に「今まで出ていた選手はうかうかしてられないですよね。完全なレギュラーは近本選手と中野選手あたりになってくると思うので、他の選手はまたこれから競争が始まるのかなと感じましたね」とコメントした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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