2030年に向けたスズキのカーボンニュートラルへの取り組みとは...人とくるまのテクノロジー展 2024予定

スズキ・バーグマン・ハイドロジェン

スズキは5月から7月にかけて横浜、名古屋、オンラインの3会場で開催される「人とくるまのテクノロジー展2024」に出展する。スズキは、カーボンニュートラルへの取り組みや次世代小型モビリティの実機を展示する。

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展示会ではカーボンニュートラルへの取り組みとして、スズキがインドで取り組んできたバイオガス事業についてインド市場向けに開発している『ワゴンR CBG車』や、これまでの取り組みを紹介するパネルなどを展示する。また研究開発を続けている水素エンジン事業について、市販スクーター『バーグマン400 ABS』に水素エンジン、水素タンクを搭載した試験車両を展示し、2030年度に向けたカーボンニュートラルへの取り組みを紹介する。

さらに、スズキの次世代モビリティに関する研究開発の紹介として、次世代四脚モビリティ『MOQBA(モクバ)』を展示する。MOQBAは交通機関が発達した地域において、段差や階段などの障壁を解決するために開発された次世代モビリティだ。四脚と車輪を併用することで、平地と段差をシームレスに移動することができる。様々なアタッチメントを組み合わせ「椅子モード」、「立ち乗りモード」、「担架モード」の三種類のボディバリエーションが用意され、緊急時にクルマが入れない場所などで人とモノを運ぶモビリティとして活用することも想定されている。

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