ドジャース若手が笑撃の“悪あがき” 大まじめの行動も非情宣告…米話題「素晴らしい努力だ」

ドジャース傘下2Aのダルトン・ラッシング【写真:Getty Images】

マイナーの試合で笑撃の光景

大谷翔平投手、山本由伸投手が所属する米大リーグ・ドジャース傘下2Aの試合で、まるで漫画のような方法で相手の打球をファウルにしようとした若手捕手が話題だ。現地の実況も「素晴らしい努力だ。彼はやる気を持ってプレーしているね」と大まじめの行動を笑いながら紹介している。

15日(日本時間16日)、タルサ・ドリラーズ―ウィチタ・ウィンドサージの一戦。ドリラーズの捕手ダルトン・ラッシングがまさかのプレーを見せた。2回、相手打者が放ったボテボテのゴロが三塁線付近へ。拾っても間に合わない絶妙な位置だった。

これに猛ダッシュで迫ったラッシングは、グラウンドに寝そべると、なんと息を吹きかけてボールをファウルゾーンへ押し出そうとした。ボールは本当に外側へと押し出されたように見えたが、球審は非情にもフェアを宣告。努力とも悪あがきとも言える行動は実らず内野安打になった。

実際の映像はマイナーリーグ公式Xでも公開されている。現地米国の実況席では「何年も前にレニー・ランドルがやったことと同じじゃないか? 膝をついて息を吹きかけてファウルゾーンに出そうとした」とかつてもあった光景を回顧。「素晴らしい努力だ。彼はやる気を持ってプレーしているね」と思わず笑いながら注目していた。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2