暑さに負けず育ってね 新庄・知事と学生ら、県産ブランド米を田植え

田植えをする吉村美栄子知事(中央左)=新庄市・東北農林専門職大の圃場

 県産ブランド米の「つや姫」「雪若丸」をPRしようと、吉村美栄子知事や今春開学した新庄市の東北農林専門職大と同大付属農林大学校の学生ら計約60人が16日、同市角沢の同大圃場で田植えを行った。

 同大農業経営学科1年の宮川昂大さん(18)が「交流を深めながら頑張りましょう」と宣言し、作業がスタート。参加者は10アールの実習田に入り、つや姫と雪若丸の苗を丁寧に手植えした。吉村知事は「トップブランドの地位を守っていくことが大事」と話した。同学科の小林凜太朗さん(18)は「夏の暑さに負けず、順調に育ってほしい」と願った。

 県全体の2024年産つや姫の作付面積は約1万100ヘクタール、生産量約5万4500トン、雪若丸は約5600ヘクタール、約3万3千トンを見込んでいる。

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