ヤンキース快勝で30勝到達 右腕シュミットが8回無失点の快投

【ヤンキース5-0ツインズ】@ターゲット・フィールド

日本時間5月17日、3連勝中のヤンキースは敵地ターゲット・フィールドでのツインズ3連戦の最終戦を迎え、初回に3点を先制するなど8対0で快勝。3連戦を見事にスイープし、連勝を4に伸ばすとともに、ア・リーグ最速で今季30勝に到達した。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは8回103球を投げて被安打3、奪三振8、与四球0、失点0という素晴らしいピッチングを見せ、5勝目(1敗)をマーク。ツインズ先発のジョー・ライアンは6回途中6安打4失点で降板し、3敗目(2勝)を喫した。

ヤンキースはアンソニー・ボルピーの6号先頭打者アーチで先制すると、一死後にアーロン・ジャッジの四球から1・2塁のチャンスを作り、グレイバー・トーレスのタイムリー二塁打で2点目。さらに一死2・3塁からアンソニー・リゾの内野ゴロの間に3点目を奪った。先発のシュミットが安定感抜群のピッチングを続けるなか、6回表二死3塁からオースティン・ウェルズのタイムリーで1点を追加。7回表にはフアン・ソトの四球とジャッジの二塁打で一死2・3塁とし、アレックス・バーデューゴの犠飛で5対0とリードを広げ、勝利を決定づけた。

ヤンキースは今回の3連戦、失点したのは初戦の1回裏(1失点)だけ。6回6安打1失点で4勝目を挙げたカルロス・ロドン、6回2安打無失点で3勝目を挙げたマーカス・ストローマン、そして8回3安打無失点で5勝目を挙げたシュミットをはじめ、マウンドに上がった各投手が役割をしっかり果たし、今日の試合が終了した時点で26イニング連続無失点となった。シュミットとバッテリーを組んだウェルズは「昨季から今季にかけて、彼は格段によくなっているよ」とコメント。なお、チーム防御率2.91はナ・リーグ1位のドジャースを上回り、レッドソックスに次ぐメジャー2位の好成績となっている。

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