イスラエル、第1四半期GDPは+14.1% 個人消費と住宅建設好調

Steven Scheer

[エルサレム 16日 ロイター] - イスラエル統計局が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は年率で前期比14.1%増となり、ロイターがまとめた市場予想(15.3%増)を下回った。

第4・四半期は同21.7%減だったが、個人消費と投資が大幅増加し、プラスに転じた。

経済活動の半分以上を占める個人消費は26.3%増加した。

固定資産投資は49.2%増加した。住宅建築が290%と急増したことに支えられた。

ただ、統計局は「民間消費と固定資産投資は治安情勢の影響を受けており、(イスラム組織ハマスとの)戦闘が始る前の水準には戻っていない」と述べた。

輸出は11%減少、輸入は約33%増加した。歳出は7.1%増加した。

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