「福島グローバルセンター」が開所 福島市の福島学院大

センターの開所を祝った式典

 福島市の福島学院大は16日、市内の福島駅前キャンパスで、福島と世界の大学をつなぐ拠点「福島グローバルセンター」の開所式を行った。福島復興の知見を世界の研究者と共有し、大学関係者・学生が世界の研究者や学生と交流する機会を生み出す。

 桜田葉子理事長兼学長が「教育、研究、持続可能な地域創造につなげたい」とあいさつした。センター長に就いた地域マネジメント学科の高選圭(コ・ソンギュ)教授がセンターの役割を説明した。

 開所を記念した国際会議を開き、世界で共有すべき福島復興の知見について考えた。高教授と韓国の研究者が研究結果を報告し、日本、台湾、インド、ネパール、ベトナム、フィリピンの研究者らがオンラインも交えて意見を交わした。

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