「Jリーグシャレン!アウォーズ」を初受賞 サッカーJ2のいわきFC

田幸事務局長から盾を受けた大倉社長(右)

 サッカーJ2のいわきFCは16日、Jリーグの各クラブが取り組む社会連携活動を表彰する「2024Jリーグシャレン!アウォーズ」で、パブリック賞を初受賞した。

 Jリーグが、加入する全60クラブの活動の中から社会に広く共有したい活動を表彰する取り組み。パブリック賞は国や自治体の政策を活用し、企業や団体と共行う持続可能な活動を対象とする。

 いわきFCは福島県いわき市やNPO法人などと連携し、選手とスタッフが「認知症サポーター」として症状や患者への正しい接し方を学び、認知症になっても安心して暮らせる街づくりに向けた啓発活動を行ってきた。

 オンラインで行われた表彰式では、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長が、選考委員で政策分析ネットワーク事務局の田幸大輔事務局長から記念の盾を受けた。大倉社長は「認知症を『自分ごと』として捉えて活動してきた。今後も継続して頑張っていきたい」と喜びを語った。

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