和洋合わせた舞、NYで披露 大船のジャズダンサー・柏木みどりさん 鎌倉市

大船在住のジャズダンサー・柏木みどりさんがニューヨークのジャパン・ソサエティーで4月24日、公演を行った。

柏木さんのニューヨーク公演は6年ぶり。会場のジャパン・ソサエティーは、日本の文化・芸術の公演や講座、セミナーなどを行う施設で、文化庁の主催企画も数々行われてきた。

柏木さんは、15歳で日舞・柏木流の名取になり、タレントや松竹女優を経て、ジャズダンサーに。これまで雅楽師・東儀秀樹さんらとのコラボやドイツ公演など、ジャズ・モダン・日舞などを組み合わせた独自の世界を表現してきた。

今回は、昨年の鎌倉芸術館公演で好評だった2作品を日舞の猿若流家元・猿若清三郎さん、花柳流・花柳寿美蔵さんとともに再演。さらに、施設の趣旨を汲み、「DANCEOFTHEJAPANSPIRITS」と題し、着物でタンゴ、チャチャチャをジャズダンスで踊る新作も披露した。柏木さんは「条件などがあり、簡単には立てない舞台。縁あって公演できてうれしい」と振り返った。

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