テニス=ジャリーが準決勝へ、チチパスに逆転勝利 イタリア国際

[16日 ロイター] - テニスのイタリア国際は16日、ローマで男子シングルス準々決勝を行い、第21シードのニコラス・ジャリー(チリ)が世界ランキング8位で第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に逆転勝利し、準決勝進出を決めた。

ジャリーは第1セットを3─6で落としたが、第2セットを7─5で取り返すと第3セットは6─4で試合を決めた。マスターズ1000大会で自身初の4強入りを果たし、「クレーでステフ(チチパス)に勝つのは良い成果だ。きょうの自分のプレー、試合にものすごく満足している」などと話した。

もう1試合では、第14シードのトミー・ポール(米国)が第7シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)に7─5、3─6、6─3で勝利した。

なお、今大会では第29シードでジャリーと同胞のアレハンドロ・タビロも準決勝に進んでおり、マスターズ1000大会でチリ選手2人が準決勝まで残るのは、1990年にマスターズ1000が始まって以来初めて。

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