カップの縁をクルリと360度回転 狙ってもできない三浦桃香のスーパーパット

昨年の「スタンレーレディスホンダ」に参戦した時の三浦桃香(撮影:福田文平)

現在はティーチングプロとして活躍する三浦桃香が自身のインスタグラムを更新。ラウンド中に起きた奇跡的なパットを動画で公開した。

「今日のラウンドレッスンにて。笑」と記して公開した動画。ワンピンほどの距離から打った三浦のパット。ボールは真っすぐカップに向かったが、カップの右縁に当たると、そのまま縁に沿ってクルリと一回転。そしてポトリとカップに落ちた。

打った三浦も驚いたようで、カップインした瞬間に指をさすと、同伴プレーヤーを振り返っていた。まさに「やろうとしてできることじゃない」との言葉通りのスーパーパット。そして、この貴重な瞬間を撮影していた人もナイスプレーだ。

この投稿を見たファンも「こんな入り方初めて見た」「くるりんぱですね」「先生めちゃ喜んでる」「だからゴルフって楽しいんですよね」と大喜びだった。

宮崎県出身の三浦はジュニア時代から同世代(黄金世代)の勝みなみ(鹿児島県)、新垣比菜(沖縄県)らと九州で競い合ってきた。高校1年の時にはレギュラーツアー2試合でローアマを獲得。さらなる活躍が期待されたが、プロテストに挑戦する中、2021年に紫外線アレルギーを理由にツアー撤退を表明した。
 
22年12月にはティーチングプロテストに合格し、日本女子プロゴルフ協会にティーチングプロフェッショナル会員として入会。23年にはレギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアー1試合ずつに参戦し、変わらぬ実力をファンに披露した。

今年もツアーに参戦する機会はあるのだろうか。ファンはギャラリーとして観戦できることを楽しみに待っている。

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