久保建英が先制点をアシスト! ソシエダ勝利でEL出場圏内へ 久保はチーム1位のドリブル成功回数“2”回を記録し“MOM”に

写真:先制弾を決めたアンドレ・シウヴァ(左)と久保建英(右) ©Getty Images

レアル・ソシエダに所属する日本代表FW久保建英がバレンシアとの試合に出場し、決勝点となる先制ゴールをアシストするなど、攻守に活躍した。

久保建英は、現地時間5月16日に行われたラ・リーガ第36節のバレンシアとの試合に先発フル出場した。試合は開始直後に動く。3分、FWアンデル・バレネチェアのクロスに反応した久保が、スライディングしながらもボックス内で折り返すと最後はFWアンドレ・シルヴァが頭で押し込んで先制ゴールとした。

レアル・ソシエダはこの1点を守りきってバレンシアに勝利し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内である6位に浮上した。なお、国内カップ戦であるコパ・デル・レイでアスレティック・ビルバオが優勝した影響で、6位までがEL出場圏内となっている。

現地メディアである『エル・デスマルケ』は、久保を「レアル・ソシエダの真の悪魔」とたとえ、この試合のプレーに対してこう評価した。

「アンドレ・シウヴァの先制ゴールにつながる、一見不可能に思えたボールを折り返した。自身をプレーで証明したいという、やや個人主義的なプレーも目立ったが、レアル・ソシエダの攻撃の中心だった」

またこの試合、久保はドリブル成功回数がチームトップとなる2回を記録し、デュエル勝利回数でもチーム2位タイとなる8回を記録した。この活躍で久保は、ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

次節、レアル・ソシエダはEL出場権を争うベティスと対戦する。試合開始は日本時間5月20日の午前2時に予定されている。

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