納豆連 記念すべき節目の年 時代に沿った変化を模索

全国納豆協同組合連合会は5月10日、都内で第70回通常総会を開催し、今年度の事業計画と収支予算を含む全議案を原案通り承認した。また、通常総会前に全国納豆鑑評会の表彰式を行い、農林水産大臣賞に輝いた鈴木食品工業はじめ受賞メーカーを表彰した。

納豆連によると、23年の納豆の市場規模は前年比8・3%増の2千695億円となった。納豆連は国内外の需要喚起のために、今期もPR委員会を中心に活動。健康情報のメディア発信に向けて、様々な納豆コンテンツを提供していく。今年度予算は6千571万9千円。

冒頭あいさつした野呂剛弘会長は「今年は記念すべき節目の年となる第70回だ。諸問題を克服するため納豆連は歩みを止めない。納豆製造の付加価値を正しく評価してもらう活動を継続発信する。時代に沿った変化を常に模索し、時代に順応できる組織としてあり続けるべきだ」と述べた。

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