震災後、仮設住宅として活用されていた福島市南矢野目の市有地について、2027年春に「イオンタウン」をオープンさせる方向で調整が進められていることが、16日に明らかになりました。
敷地面積は、およそ2万8500平方メートル。甲子園球場2つ分の広さです。コンセプトは、「多世代交流拠点」です。
メインの施設には、イオンを核としたスーパーや「書籍&カフェ」「生活雑貨店」などの商業施設が計画されています。
さらに、「イベント広場」や「子ども図書館」なども併設される予定です。幅広い世代が楽しめる施設ができて、市内に賑わいが生まれそうです。
駅前の再開発は…
しかし、福島市に残っている課題が、駅前の再開発計画です。こちらをめぐっては、現在、ホテルやテナント誘致を断念するなど計画の見直しが進められています。
これまで、駅周辺のまちづくりについて話し合いを進めてきた委員会は16日、木幡市長に対し、提言を提出しました。提言では、コンベンションホールを軸に、街や市民の成長につながる地域創造拠点とするよう求めています。木幡市長は、駅前再開発の見直し案を6月議会に提出する方針です。
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